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時間と体の関係『体内時計』について

平昌オリンピックも盛会の内に終わりましたが、時差がそれほどないので競技を観て応援しやすかったですね。
日本よりも寒い国での開催に加え今年の冬は本当に寒いので選手の方たちも体調を整えるのにも一苦労ですよね。

テレビでの観戦応援をしている人(特にスポーツ好きの方には家でじっくりと応援)には目が離せない素敵な時間となっていると思います。世界的な一大イベントなので夜も再放送で観たりして寝る時間が遅くなり仕事の日は睡眠がしっかりとれなかったのでは?

そんな方にもそうでない方にも時間と体の関係をちょっと知っていただきたくて今回のテーマにしました。

私たちの体の中には体内時計が備わっています。体内時計の種類は大きく分けて5種類あります。

1つ目は季節のリズム。
春には眠気が強かったり、熊が冬に冬眠をしたりなどのリズム。

2つ目は月周リズム。
一ヶ月を単位としたリズムで女性の月経周期や女性ホルモンの分泌などに関係しています。

3つ目は週周期リズム。
7日間を周期とするリズムの事。血圧などは1週間の中で変動があると言われています。

4つ目は日周リズム。
これは別名サーカデイアンリズムといいます。地球の自転と同じ約1日を周期とするリズム。人の体温は朝目覚めてから上がり始め、日中は高く夜になると下がり眠くなります。

5つ目は90分リズム。
ウルトラデイアンリズムともいいます。90分を周期とするリズムのこと。人は寝ている時は浅い眠りと深い眠りを90分周期で繰り返していると言われています。(若干の個人差があると言っている先生もおられますが)人間の集中力も90分らしいのです。

全てのリズムが私たちの体の中で同時に働き生活リズムを作っていることがわかりますよね。
体内時計を支配しているのは脳の視交叉上核。これが体内時計の司令塔「親時計」です。

親時計というからには子時計もあるのですよ。子時計は全身の細胞や臓器にあります。
親時計と子時計が上手く連動することで体内時計をコントロールしています。各臓器の子時計はいろんなリズムを刻んでます。

例えば心臓は1秒に約1回拍動する。まばたきは4~5秒に約1回行う。呼吸は4秒に1回行う。体温も目覚めてから体温が上がり始め夜になると下がる。睡眠や覚醒も朝は目覚め夜になると眠くなる。消化液は食事前に分泌され始めるなどです。

内臓は24時間一定に働いているように思えるのですが、臓器によって活動が活発になる時間帯と動きを最小限にして休息する時間帯があるのです。肝臓は有害物の解毒、脂肪分解、栄養素の代謝をしているところです。早朝から働き始めて11時ごろにピークを迎えます。胃は主にタンパク質の消化をする臓器です。12時ごろから代謝活動が高まり、14時過ぎに最も活発になります。膵臓は血糖値をコントロールするホルモン(インシュリン)を出してり、消化液を出したりします。お昼過ぎから夕方にかけてインシュリンのが盛んに出ます。腎臓は日中に解毒した老廃物を排出するために夕方から夜にかけて働きが活発になります。

これをサポートするためにも十分な水分を取り尿量を増やすことが大切です。
肝臓から胃、膵臓、そして腎臓とバトンリレーのように活発になる臓器が変わっています。

人の体は本当に精巧に出来ていますよね。
精密に出来ていますので生活リズムの乱れが体に影響していまうようです。

私は今健康管理士の試験に備え勉強をしています。
今回の内容はその勉強した中の一つです。
試験までのしばらくの間私の勉強にお付き合いくださいね。

ということで次回も体内時計のお話しです

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